札幌観光やビジネスでの宿泊先をお探しの方にとって、プリンスホテル札幌は非常に魅力的な選択肢の一つです。札幌市中心部に位置する28階建ての円柱型ホテルで、地上107mからの360度パノラマビューが楽しめる立地の良さが特徴的です。JR札幌駅からは無料シャトルバスが運行されており、地下鉄西11丁目駅からは徒歩わずか3分という抜群のアクセス環境を誇ります。
このホテルの魅力は立地だけではありません。全587室の多彩な客室、北海道グルメが堪能できる朝食ブッフェ、宿泊者専用の温泉露天風呂、そして大通公園などの主要観光スポットへの近さなど、札幌滞在を充実させる要素が数多く揃っています。また、2025年にはクラブフロアがリニューアルされ、より上質なホテルステイが可能になりました。
この記事のポイント |
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✅ プリンスホテル札幌の基本情報と立地の良さ |
✅ 無料シャトルバスの時刻表と詳細な利用方法 |
✅ 新千歳空港からのアクセス方法と交通手段 |
✅ 朝食ブッフェとレストランの魅力的な内容 |
プリンスホテル札幌の基本情報とアクセス方法
- プリンスホテル札幌は札幌中心部にある28階建ての円柱型高層ホテル
- 札幌駅からプリンスホテル札幌へは無料シャトルバスが便利
- プリンスホテル札幌の無料シャトルバス時刻表と利用方法
- 新千歳空港からプリンスホテル札幌へのアクセス方法
- 地下鉄を使えば札幌駅からプリンスホテル札幌まで徒歩圏内
- プリンスホテル札幌の駐車場は191台収容可能
プリンスホテル札幌は札幌中心部にある28階建ての円柱型高層ホテル
プリンスホテル札幌は、北海道札幌市中央区南2条西11丁目に位置する、地上107m・28階建ての印象的な円柱型高層ホテルです。1984年に開業したこのホテルは、札幌のランドマーク的存在として長年愛され続けています。
ホテルの最大の特徴は、その立地の良さにあります。札幌の中心部に位置しており、大通公園まで徒歩約3分、すすきのまで徒歩約15分という好立地です。また、円柱型の建物構造により、どの客室からも360度のパノラマビューが楽しめる設計となっています。
📊 プリンスホテル札幌の基本データ
項目 | 詳細 |
---|---|
住所 | 北海道札幌市中央区南2条西11丁目 |
建物規模 | 地上28階、高さ107m |
客室数 | 全587室 |
開業年 | 1984年 |
建物形状 | 円柱型 |
電話番号 | 011-241-1111 |
ホテルのコンセプトは**「Urban North Resort」**で、北の大都市の中でしか味わえない唯一無二の体験を提供することを目指しています。2019年3月には客室のリニューアルが完了し、より快適で現代的な設備が整えられました。
さらに、2025年1月にはクラブフロアがグランドオープンし、**「Retreat(リトリート)」**をテーマとした上層階の特別空間が誕生しました。28階には新設されたクラブラウンジがあり、クラブフロア宿泊者専用のインクルーシブサービスとして、ドリンクやフード、クラブブレックファーストを提供しています。
このように、プリンスホテル札幌は単なる宿泊施設ではなく、札幌の魅力を存分に味わえる特別な空間として位置づけられています。ビジネス利用から観光まで、あらゆるニーズに対応できる充実した施設とサービスが用意されているのが特徴です。
札幌駅からプリンスホテル札幌へは無料シャトルバスが便利
プリンスホテル札幌への最も便利なアクセス方法の一つが、JR札幌駅との間で運行されている無料シャトルバスです。このサービスはホテル宿泊者限定で提供されており、重い荷物を持っての移動や、地下鉄の乗り継ぎが不安な方にとって大変重宝されています。
無料シャトルバスの大きなメリットは、乗車料金が一切かからないことです。通常、札幌駅からタクシーを利用すると約1,300円程度の料金がかかりますが、シャトルバスなら完全無料で移動できます。また、約20分の乗車時間で、札幌の街並みを眺めながらホテルまで快適に移動できるのも魅力の一つです。
🚌 無料シャトルバスの特徴
項目 | 詳細 |
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利用条件 | ホテル宿泊者限定 |
料金 | 完全無料 |
所要時間 | 約20分 |
定員 | 33名(先着順) |
乗り場 | JR札幌駅北口(ホテル側はタワー西側) |
ただし、注意すべき点もいくつかあります。まず、先着順で定員33名に達した場合は乗車できない可能性があります。特に観光シーズンや週末は混雑する傾向があるため、時間に余裕を持って乗り場に向かうことをおすすめします。
また、午前中のホテル出発便(7:30AM~11:30AM)は予約制となっており、チェックイン時にフロントで予約する必要があります。予約なしでは乗車できませんので、翌朝に利用予定の方は必ずチェックイン時に手続きを済ませておきましょう。
現在、JR札幌駅北口は改修工事中のため、バス乗り場までの行き方が通常と異なる場合があります。最新の乗り場案内については、ホテルの公式サイトで確認するか、フロントスタッフに確認することをおすすめします。無料シャトルバスは札幌滞在をより快適にしてくれる便利なサービスですので、ぜひ積極的に活用してみてください。
プリンスホテル札幌の無料シャトルバス時刻表と利用方法
無料シャトルバスを効果的に活用するためには、正確な時刻表の把握が不可欠です。プリンスホテル札幌のシャトルバスは、札幌駅発とホテル発の両方向で運行されており、それぞれ異なる時刻表となっています。
ホテル発→札幌駅着の時刻表は以下の通りです。特に注目すべきは、午前中の便はすべて予約制となっている点です。これらの便を利用する場合は、前日のチェックイン時にフロントで必ず予約を取る必要があります。
🕐 ホテル発→札幌駅着の時刻表
ホテル発 | 札幌駅着 | 備考 |
---|---|---|
7:30 AM | 7:50 AM | 予約制 |
8:30 AM | 8:50 AM | 予約制 |
9:30 AM | 9:50 AM | 予約制 |
10:30 AM | 10:50 AM | 予約制 |
11:30 AM | 11:50 AM | 予約制 |
1:30 PM | 1:50 PM | 予約不要 |
2:30 PM | 2:50 PM | 予約不要 |
3:30 PM | 3:50 PM | 予約不要 |
4:30 PM | 4:50 PM | 予約不要 |
一方、札幌駅発→ホテル着の便は予約不要で利用できます。ただし、定員33名の先着順となっているため、混雑時は乗車できない可能性があることを念頭に置いておきましょう。
🕐 札幌駅発→ホテル着の時刻表
札幌駅発 | ホテル着 |
---|---|
8:00 AM | 8:20 AM |
9:00 AM | 9:20 AM |
10:00 AM | 10:20 AM |
11:00 AM | 11:20 AM |
12:00 NOON | 12:20 PM |
2:00 PM | 2:20 PM |
3:00 PM | 3:20 PM |
4:00 PM | 4:20 PM |
5:00 PM | 5:20 PM |
シャトルバス利用時の注意事項もしっかりと把握しておく必要があります。まず、途中乗車や途中下車はできません。また、天候や道路状況により発車・到着時刻が変更となる場合があります。車内は禁煙で、携帯電話の通話や飲食も控える必要があります。
さらに、バス利用時のお手荷物の紛失やお取り違えについては、ホテル側では責任を負いかねるとのことですので、貴重品の管理には十分注意しましょう。これらの時刻表や注意事項は2024年1月現在のものであり、変更になる場合があるため、利用前には必ずホテルの公式サイトやフロントで最新情報を確認することをおすすめします。
新千歳空港からプリンスホテル札幌へのアクセス方法
新千歳空港からプリンスホテル札幌へのアクセスには、主に空港連絡バスと**電車(快速エアポート)**の2つの方法があります。それぞれに特徴があるため、旅行スタイルや荷物の量、時間などを考慮して最適な方法を選ぶことが大切です。
空港連絡バスは、新千歳空港からプリンスホテル札幌まで直接アクセスできる便利な交通手段です。乗り換えの必要がなく、重い荷物を持っている場合や、電車の乗り継ぎが不安な方には特におすすめです。
✈️ 空港連絡バスの詳細情報
項目 | 詳細 |
---|---|
所要時間 | 夏期80-90分、冬期100-120分 |
料金 | おとな1,300円、こども(小学生)650円 |
運行会社 | 北都交通、北海道中央バス |
国内線乗り場 | ANA利用者:22番のりば、JAL利用者:14番のりば |
国際線乗り場 | 84番のりば |
バスの出発時刻については、ホテル発の新千歳空港行きは午前便のみの運行となっています。具体的には、7:33AM、8:33AM、9:28AM、10:28AMの4便が運行されており、ホテルタワー西側から乗車できます。ただし、変更の場合があるため、利用前には必ず北都交通や北海道中央バスの公式サイトで最新情報を確認することが重要です。
一方、電車を利用する方法では、新千歳空港駅からJR快速エアポートに乗車し、札幌駅まで約37分で移動できます。料金はおとな1,150円、こども570円と、バスよりもやや安価です。札幌駅からは、前述の無料シャトルバスや地下鉄を利用してホテルまで移動できます。
どちらの方法を選ぶかは、個人の好みや状況によって異なりますが、一般的に荷物が多い場合や直接ホテルに向かいたい場合はバス、料金を抑えたい場合や電車移動に慣れている場合は快速エアポートがおすすめです。天候や交通事情により所要時間は変動するため、時間に余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。
地下鉄を使えば札幌駅からプリンスホテル札幌まで徒歩圏内
地下鉄を利用したアクセス方法は、料金の安さと時間の正確性が大きな魅力です。札幌市営地下鉄東西線の西11丁目駅を利用すれば、プリンスホテル札幌まで徒歩わずか3分という非常に便利な立地にあります。
札幌駅から西11丁目駅までの移動ルートは以下の通りです。まず、札幌駅から地下鉄南北線の真駒内行きに乗車し、大通駅で東西線の宮の沢行きに乗り換えます。大通駅から西11丁目駅まではわずか1駅、約2分の乗車時間です。
🚇 地下鉄利用時の詳細ルート
区間 | 路線 | 所要時間 | 料金 |
---|---|---|---|
札幌駅→大通駅 | 南北線(真駒内行き) | 約2分 | – |
大通駅→西11丁目駅 | 東西線(宮の沢行き) | 約2分 | – |
西11丁目駅→ホテル | 徒歩 | 約3分 | – |
合計所要時間 | – | 約10-15分 | 約250円 |
西11丁目駅からホテルまでの道のりは非常にシンプルです。2番出口から地上に出て、南方向に向かって歩けば約3分でホテルの入り口に到着します。地下鉄の出口には案内表示があり、初めての方でも迷うことなくアクセスできるでしょう。
地下鉄利用のメリットは多数あります。まず、料金が片道約250円と非常にリーズナブルです。また、地下鉄は時刻表通りに運行されるため、時間が読みやすく、ビジネス利用の方には特に重宝されます。さらに、札幌の地下鉄は冬季でも快適に利用でき、雪や寒さの影響を受けにくいという大きな利点があります。
ただし、注意点もあります。大きな荷物を持っている場合、地下鉄の階段やエスカレーターでの移動が大変な場合があります。また、混雑時間帯には車内が込み合うことがあるため、朝夕の通勤ラッシュ時間は避ける方が良いかもしれません。
地下鉄を利用する際は、札幌市交通局の一日乗車券やどニチカキップなどのお得な切符を活用することで、さらに経済的に移動できます。札幌観光で複数の場所を回る予定がある方には、これらの割引切符の利用をおすすめします。
プリンスホテル札幌の駐車場は191台収容可能
自家用車でプリンスホテル札幌を訪れる方にとって、駐車場の確保は重要な関心事です。同ホテルでは191台収容可能な駐車場を完備しており、宿泊者の方が安心して車でアクセスできる環境が整っています。
駐車場の利用料金は1泊につき1,500円となっています。これは札幌市中心部の立地を考慮すると、比較的リーズナブルな価格設定と言えるでしょう。また、レストラン利用者には2時間200円の優待料金が適用され、2時間を超過した場合は30分ごとに200円の追加料金となります。
🚗 駐車場の詳細情報
項目 | 詳細 |
---|---|
収容台数 | 191台 |
宿泊者料金 | 1泊1,500円 |
レストラン利用 | 2時間200円(以降30分200円) |
車高制限 | 2.1m |
予約 | 不可(先着順) |
利用時間 | 24時間 |
駐車場利用時の重要な注意点として、予約ができないことが挙げられます。利用は完全に先着順となっているため、特に観光シーズンや週末、イベント開催時などは満車になる可能性があります。満車の際には、ホテルから近隣の駐車場を案内してもらえますが、料金や距離が異なる場合があります。
車高制限は2.1mとなっているため、大型車やルーフボックスを装着した車両をご利用の方は事前に確認が必要です。また、駐車場のセキュリティ面では、屋内駐車場となっているため、天候の影響を受けにくく、車両の保護にも配慮されています。
札幌市中心部という立地特性上、周辺には多数のコインパーキングも存在しています。万が一ホテルの駐車場が満車の場合でも、徒歩数分圏内に代替駐車場を見つけることは比較的容易です。ただし、料金や営業時間は施設によって異なるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
また、札幌観光において車を利用する際は、冬季の雪道運転に十分注意が必要です。特に本州から車で来られる方は、スタッドレスタイヤの装着や雪道運転の知識を事前に身につけておくことが大切です。ホテル周辺は除雪も行き届いていますが、慎重な運転を心がけましょう。
プリンスホテル札幌の施設・サービス完全ガイド
- プリンスホテル札幌の客室は全587室でクラブフロアも完備
- プリンスホテル札幌の朝食は北海道グルメが充実したブッフェスタイル
- プリンスホテル札幌でアフタヌーンティーが楽しめるレストラン情報
- プリンスホテル札幌のアメニティはエコに配慮した最小限の提供
- プリンスホテル札幌には宿泊者専用の温泉露天風呂がある
- プリンスホテル札幌周辺の観光スポットと楽しみ方
- まとめ:プリンスホテル札幌は札幌観光の拠点として最適なホテル
プリンスホテル札幌の客室は全587室でクラブフロアも完備
プリンスホテル札幌は全587室という大規模なホテルで、多様なニーズに対応できる豊富な客室タイプを提供しています。2019年3月のリニューアルにより、すべての客室がより快適で現代的な空間に生まれ変わりました。さらに、2025年1月には待望のクラブフロアがグランドオープンし、より上質なホテルステイが可能になりました。
客室は大きく分けてスタンダードフロアとスーペリアフロア、そして最上級のクラブフロアの3つのカテゴリーに分類されます。どの客室からも札幌市内の美しい景色を楽しむことができ、円柱型の建物構造により、時間帯によって異なる表情を見せる街並みを一望できます。
🏨 客室タイプ別詳細情報
客室タイプ | 面積 | 定員 | 特徴 |
---|---|---|---|
スタンダードツインルーム | 21㎡ | 1-2名 | リニューアル済みの快適空間 |
スタンダードトリプルルーム | 21㎡ | 1-3名 | トランドルベッド(親子ベッド)採用 |
スーペリアツインルーム | 21㎡ | 1-2名 | 豊平川をイメージしたブルー基調 |
スーペリアトリプルルーム | 21㎡ | 1-3名 | ファミリー・グループ利用に最適 |
クラブツインルーム | 42㎡ | 1-2名 | 自然素材を活かした上質空間 |
クラブダブルルーム | 42㎡ | 1-2名 | リゾート感と都会的センスの融合 |
特に注目すべきはクラブフロアの充実です。22~27階の81室がクラブフロアとして設定されており、夕暮れ時の空をモチーフとしたデザインが採用されています。これらの客室では、木・革・蝦夷和紙など北海道の自然素材を活かした内装が施され、高層階ならではの眺望を最大限に活かした空間設計となっています。
クラブフロア宿泊者には、28階のクラブラウンジを利用できる特典があります。このラウンジでは、「Retreat(リトリート)」をテーマとした寛ぎの空間で、専用のドリンクサービス、フードサービス、そして特別なクラブブレックファーストを楽しむことができます。カクテルタイムにはアルコールも提供され、札幌の夜景を眺めながら優雅なひとときを過ごせます。
また、ファミリー向けの特別な客室も用意されています。2025年には「エゾの森ファミリールーム」が誕生し、エゾモモンガとエゾリスをテーマにしたナチュラルで心温まるコンセプトルームが登場しました。コネクティングタイプのお部屋となっており、ファミリーやグループでの宿泊に最適な設計となっています。
さらに、スイートルームも複数タイプが用意されており、特別な記念日や重要なビジネス利用にも対応しています。クラブスイート(63㎡)やクラブロイヤルスイート(105㎡)では、広々とした空間と最上級のサービスを享受できます。これらの客室では、ソファベッドの利用により、グループでの利用も可能となっています。
プリンスホテル札幌の朝食は北海道グルメが充実したブッフェスタイル
プリンスホテル札幌の朝食は、**「もっと北海道朝ごはん」**をコンセプトとした、北海道の豊かな食材を存分に味わえるブッフェスタイルとなっています。ブッフェレストラン「ハプナ」で提供される朝食は、「もっとおいしく」「もっと北海道の魅力を」というキーワードのもと、お客様の一日をより良いものにしたいという思いから、日々新しいメニューの考案や工夫が行われています。
朝食ブッフェの魅力は、5つのこだわりポイントに集約されています。まず「サステナブル」として環境に配慮した取り組み、「北海道グルメ」として地元食材を活用したメニュー、「海鮮丼」として新鮮な海の幸、「グリルステーション」でのライブキッチン、そして「オムレツコーナー」での作りたてオムレツの提供です。
🍽️ 朝食ブッフェの5つのこだわりポイント
ポイント | 特徴 |
---|---|
サステナブル | 環境に配慮した食材調達とフードロス削減 |
北海道グルメ | 道内各地の新鮮な食材を使用 |
海鮮丼 | 北海道産の新鮮な海の幸で作る海鮮丼 |
グリルステーション | シェフが目の前で調理するライブキッチン |
オムレツコーナー | オーダーメイドの作りたてオムレツ |
特に人気なのが海鮮丼コーナーです。北海道近海で獲れた新鮮な海の幸を自分好みにトッピングして、オリジナルの海鮮丼を作ることができます。いくら、うに、かに、甘エビなど、北海道を代表する海産物が豊富に用意されており、朝から贅沢な気分を味わえます。スタッフの方が美味しい盛り付け方法を教えてくれることもあり、初めての方でも安心して楽しめます。
グリルステーションでは、シェフが目の前で焼き上げる温かい料理を提供しています。北海道産の食材を使ったお肉料理や魚料理など、ライブキッチンならではの出来たての美味しさを堪能できます。また、オムレツコーナーでは、お客様の好みに合わせてその場でオムレツを調理してくれるサービスがあり、朝食にちょっとした特別感をプラスしてくれます。
朝食会場であるブッフェレストラン「ハプナ」は、天井の高い開放的な空間が特徴的です。大きな窓からは札幌の街並みを眺めることができ、朝の爽やかな時間をゆったりと過ごすことができます。座席数も十分に確保されているため、混雑時でも比較的スムーズに利用できるでしょう。
朝食の料金はおとな3,200円となっており、北海道の豊富な食材を考慮すると非常にリーズナブルな価格設定です。なお、2025年9月29日から12月19日までは改装工事のため営業を休止する予定となっているため、この期間に宿泊予定の方は代替の朝食会場について事前に確認することをおすすめします。
プリンスホテル札幌でアフタヌーンティーが楽しめるレストラン情報
プリンスホテル札幌では、優雅なアフタヌーンティーを楽しめる複数のレストランがあります。特に28階の「スカイラウンジ トップ オブ プリンス」では、地上107mからの絶景を眺めながら、特別なティータイムを過ごすことができます。また、中国料理「芙蓉城」では、ユニークな「Chinese Afternoon Tea」も提供されており、従来のアフタヌーンティーとは一味違った体験が楽しめます。
スカイラウンジ トップ オブ プリンスで提供される「天空のアフタヌーンティー」は、札幌の街並みを一望できる最高のロケーションが魅力です。7月1日から8月31日までの夏季限定メニューとして提供されており、北海道の季節感を取り入れたスイーツとセイボリーがセットになっています。
🍰 アフタヌーンティー提供店舗比較
レストラン | メニュー名 | 料金目安 | 特徴 |
---|---|---|---|
スカイラウンジ | 天空のアフタヌーンティー | タイムセール実施中 | 28階からの絶景 |
中国料理 芙蓉城 | Chinese Afternoon Tea | 3,000円~ | 中国文化をテーマ |
スカイルーム | 季節限定メニュー | 時期により変動 | プライベート空間 |
中国料理「芙蓉城」の**「Chinese Afternoon Tea~朱夏~」**は、7・8月限定の特別メニューです。古代中国の五行思想における「夏」を象徴する「朱夏(しゅか)」をテーマにしており、中国茶1ポットまたはソフトドリンク1杯とアフタヌーンプレートがセットになっています。8月15日から29日の期間は、七夕節に合わせた特別アレンジも施されます。
特に注目すべきは、6月から8月限定の特典です。公式ホームページから事前予約をいただいたお客様には、「ミニパフェ」がプレゼントされます。この特典を受けるには、前日の午後6時までに予約する必要があるため、計画的な予約をおすすめします。
アフタヌーンティーの予約は、**レストラン総合予約係(011-241-1251)**で受け付けています。特に週末や祝日は混雑する傾向があるため、早めの予約が安心です。また、ボックス席でのご案内となる場合もあるため、席の希望がある方は予約時に相談してみてください。
さらに、プリンスホテル札幌では**「Chinese High Tea – 夜のアフタヌーンティー」**という新しいスタイルのサービスも提供しています。これは夕方から夜にかけて楽しむティータイムで、スイーツや軽食がメインのアフタヌーンティーに比べ、肉料理や温かいメイン料理などボリュームのあるお食事がメインとなります。中国茶はもちろん、お酒との相性もぴったりの新感覚のサービスです。
これらのアフタヌーンティーサービスは、季節やトレンドに合わせて定期的にメニューが変更されます。そのため、訪れるたびに新しい発見があり、リピーターの方にも飽きさせない工夫が施されています。札幌観光の合間の休憩や、特別な記念日のお祝いなど、様々なシーンで活用できる魅力的なサービスと言えるでしょう。
プリンスホテル札幌のアメニティはエコに配慮した最小限の提供
プリンスホテル札幌では、環境への配慮を重視し、2022年4月に施行された「プラスチック資源環境促進法」に基づいて、客室アメニティの提供方法を大幅に見直しました。従来客室に設置していた特定プラスチック使用製品のうち、歯ブラシ以外の4品目について客室内での提供を廃止し、より持続可能なホテル運営を目指しています。
現在、客室内に設置されているアメニティは歯ブラシ(バイオマス素材)のみとなっています。これまで提供していたヘアブラシ、くし、かみそり、シャワーキャップについては、客室での提供を取りやめており、必要な場合はフロントで別途対応する形となっています。
♻️ アメニティ提供状況一覧
アメニティ | 提供状況 | 備考 |
---|---|---|
歯ブラシ | ○(客室内) | バイオマス素材使用 |
ヘアブラシ | ×(提供廃止) | 必要時はフロントへ |
くし | ×(提供廃止) | 必要時はフロントへ |
かみそり | ×(提供廃止) | 必要時はフロントへ |
シャワーキャップ | ×(提供廃止) | 必要時はフロントへ |
一方で、基本的な客室設備・アメニティは充実しています。シャンプー・リンス、ボディソープ、タオル・バスタオル、ドライヤー、ナイトウェア、スリッパなどは従来通り提供されており、快適な滞在に必要な基本的なアイテムは揃っています。
🛁 提供継続中の主要アメニティ
カテゴリー | 提供アイテム |
---|---|
バスルーム | シャンプー・リンス、ボディソープ、タオル・バスタオル |
衣類関連 | ナイトウェア、スリッパ |
電化製品 | ドライヤー、テレビ、冷蔵庫、湯沸しポット |
その他 | お茶セット、金庫、有料放送 |
この取り組みについて、ホテル側では「プラスチックごみの削減、リサイクルの促進を引き続き取り組んでまいります」との方針を示しており、**SDGs(持続可能な開発目標)**への取り組みの一環として位置づけています。実際に、プリンスホテル札幌は「Sakura Quality An ESG Practice(サクラクオリティグリーン)」を取得しており、環境に配慮したホテル運営に積極的に取り組んでいます。
宿泊者の方には、事前の準備をおすすめします。普段使い慣れたヘアブラシやかみそりなどがある場合は、持参することで快適な滞在が可能です。また、フロントでは必要に応じてアメニティの提供も行っているため、忘れ物がある場合は遠慮なくスタッフに相談してみてください。
このようなアメニティ提供方法の変更は、環境保護と快適性のバランスを取る現代的なホテル運営の表れと言えます。宿泊者の理解と協力により、より持続可能な観光産業の発展に貢献することができるでしょう。
プリンスホテル札幌には宿泊者専用の温泉露天風呂がある
プリンスホテル札幌の大きな魅力の一つが、宿泊者専用の温泉露天風呂です。札幌市中心部のホテルで温泉を楽しめる施設は珍しく、旅行やビジネスでの疲れを癒やす貴重な空間として多くの宿泊者に愛用されています。この温泉施設は、タワー2階に位置し、シャープでモダンな浴場デザインが特徴的です。
温泉の泉質は「ナトリウム・カルシウム-塩化物泉」で、源泉名は「札幌大通温泉」となっています。この泉質は、神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復などに効果があるとされており、観光で歩き回った後や長時間のビジネス会議の後にはぴったりの癒やし効果が期待できます。
🏨 温泉露天風呂の詳細情報
項目 | 詳細 |
---|---|
場所 | タワー2階 |
泉質 | ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 |
源泉名 | 札幌大通温泉 |
効能 | 神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復 |
露天風呂数 | 2つ |
利用対象 | 宿泊者専用 |
営業時間は**午後4時から深夜24時まで(最終受付23時30分)と午前5時から10時まで(最終受付9時30分)**の2つの時間帯に分かれています。深夜遅くまで利用できるため、夜遅くにチェックインした場合でも温泉を楽しむことができますし、早朝の利用も可能なため、朝の清々しい時間に温泉で一日をスタートすることもできます。
入浴料金は**1泊につき、おとな1,000円(入浴料850円、入湯税150円)、こども500円(4~11才・入浴料のみ)**となっています。当日夕方の営業開始から翌日午前中の営業終了まで、何度利用しても1泊料金内で楽しめるのは嬉しいポイントです。ただし、連泊時に同日の午前中・午後と利用した場合は2泊分の料金が発生するため注意が必要です。
温泉施設の設計上の特徴として、高い天井の上が吹き抜けになっていることが挙げられます。これにより、開放感のある空間が演出されており、都市部のホテルにいながらも自然の中にいるような気分を味わうことができます。露天風呂では、札幌の夜空を眺めながら温泉に浸かることができ、特に冬季には雪景色と温泉のコントラストが美しい光景を作り出します。
なお、温泉利用時の注意事項として、泥酔者、暴力団関係者、刺青やファッションタトゥをされた方の入浴はお断りとなっています。これは他の利用者の安全と快適性を確保するための措置です。また、温泉施設内では携帯電話の使用や大声での会話は控え、他の宿泊者への配慮を忘れずに利用することが大切です。
プリンスホテル札幌周辺の観光スポットと楽しみ方
プリンスホテル札幌は、札幌市中心部という絶好の立地に位置しており、徒歩圏内に多数の観光スポットが集まっています。特に大通公園まで徒歩約3分という近さは、札幌観光を効率的に楽しみたい方にとって大きなメリットです。ホテルを拠点として、札幌の魅力を存分に味わうことができるでしょう。
最も近い観光スポットは大通公園です。市街地の中心部を東西に貫く全長約1.5kmのグリーンベルトで、噴水・彫刻・花壇で美しく彩られています。春から秋には名物のトウキビ(とうもろこし)のワゴンが並び、札幌らしい風情を楽しめます。また、さっぽろ雪まつり、さっぽろライラックまつり、YOSAKOIソーラン祭り、夏のビアガーデン、冬のホワイトイルミネーションなど、年間を通じて様々なイベントの会場としても利用されています。
🗺️ 主要観光スポットへの距離と所要時間
観光スポット | 距離・所要時間 | 特徴 |
---|---|---|
大通公園 | 徒歩約3分 | 札幌のシンボル的存在 |
すすきの | 徒歩約15分 | 東京以北最大の歓楽街 |
札幌市時計台 | 徒歩約20分 | 札幌のランドマーク |
北海道庁旧本庁舎 | 徒歩約15分 | 赤れんが庁舎として親しまれる |
もいわ山展望台 | 車で約20分 | 札幌の夜景スポット |
北海道大学 | 徒歩約30分 | 緑美しいキャンパス |
大通公園では、季節ごとに異なる楽しみ方ができます。2月の「さっぽろ雪まつり」では、国内外から約200万人以上が訪れる冬の一大イベントを間近で体験できます。5月下旬の「さっぽろライラックまつり」では、札幌の木に選定されているライラックの開花を楽しめます。6月中旬の「YOSAKOIソーラン祭り」では、約3万人が参加する迫力ある演舞を観覧できます。
夏には「さっぽろ夏まつり」として、国内最大級のビアガーデンが大通公園に登場します。約13,000席が用意される「さっぽろ大通ビアガーデン」では、北海道のビールと美味しい料理を楽しみながら、札幌の夏を満喫できます。秋の「さっぽろオータムフェスト」では、北海道各地から農畜産物や加工品が集まり、グルメな旅行者には見逃せないイベントとなっています。
すすきのは、ホテルから徒歩約15分の距離にある、東京以北最大の歓楽街です。数千軒の飲食店がひしめく繁華街で、北海道の新鮮な海の幸や地元グルメを味わうことができます。特に、ジンギスカン、海鮮料理、ラーメンなど、札幌を代表するグルメを堪能するには最適なエリアです。
また、車で少し足を延ばせば、もいわ山展望台で札幌の美しい夜景を楽しむことができます。ロープウェーとミニケーブルカーを乗り継いで辿り着く山頂展望台からの360度パノラマビューは圧巻で、昼は絶景、夜は宝石を散りばめたような夜景を楽しめます。札幌観光の記念として、ぜひ訪れてみることをおすすめします。
まとめ:プリンスホテル札幌は札幌観光の拠点として最適なホテル
最後に記事のポイントをまとめます。
- プリンスホテル札幌は札幌市中心部に位置する地上107m・28階建ての円柱型高層ホテルである
- 全587室の客室を有し、2025年1月にクラブフロアがグランドオープンした
- JR札幌駅から無料シャトルバスが運行されており、約20分でアクセス可能である
- 地下鉄東西線西11丁目駅から徒歩3分という抜群の立地にある
- 新千歳空港からは空港連絡バスまたは快速エアポートでアクセスできる
- 191台収容の駐車場を完備し、1泊1,500円で利用可能である
- 朝食は「もっと北海道朝ごはん」をコンセプトとした充実のブッフェスタイルである
- 複数のレストランでアフタヌーンティーを楽しむことができる
- 環境に配慮したアメニティ提供により、歯ブラシのみ客室設置となっている
- 宿泊者専用の温泉露天風呂があり、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉を楽しめる
- 大通公園まで徒歩3分、すすきのまで徒歩15分という観光に便利な立地である
- 年間を通じて大通公園で開催される各種イベントを間近で体験できる
- クラブフロアでは28階のクラブラウンジを利用でき、上質なホテルステイが可能である
- 28階のレストランから札幌市内の夜景を眺めながら食事を楽しめる
- 「Urban North Resort」をコンセプトとした唯一無二の北海道体験を提供している
調査にあたり一部参考にさせて頂いたサイト
- https://www.princehotels.co.jp/sapporo/
- https://www.seibuprince.com/ja/sapporo-prince-hotel
- https://www.princehotels.co.jp/sapporo/restaurant/
- https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/9515/9515.html
- https://www.princehotels.co.jp/sapporo/access/
- https://mice.princehotels.co.jp/vr/ja/sapporo/
- https://www.j-hotel.or.jp/hotel/10
- https://mice.princehotels.co.jp/hotel/sapporo/
- https://www.ikyu.com/00000781/
- https://www.instagram.com/sapporoprincehotel/