「新高輪グランドプリンスホテル」について調査していると、重要なニュースが飛び込んできました。2026年度中に営業終了が決定しているのです。品川駅から徒歩約5分という好立地にあり、長年多くの人に愛されてきたこのホテルが、再開発のため姿を消すことになります。
この記事では、営業終了が決まった新高輪グランドプリンスホテルについて、現在の状況から基本情報、アクセス方法、施設の特徴まで、徹底的に調査してわかりやすくまとめました。ホテルの利用を検討している方、最後の思い出を作りたい方、単純に情報を知りたい方まで、すべての疑問にお答えします。
この記事のポイント |
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✅ 新高輪グランドプリンスホテルの営業終了時期と理由 |
✅ グランドプリンス高輪との違いと特徴 |
✅ アクセス方法とシャトルバス情報 |
✅ 施設の楽しみ方と宿泊サービス詳細 |
新高輪グランドプリンスホテルの基本情報と現状
- 新高輪グランドプリンスホテルは2026年度に営業終了予定
- グランドプリンス高輪と新高輪の違いは立地と施設
- 新高輪グランドプリンスホテルの最寄り駅は品川駅
- 新高輪グランドプリンスホテルのアクセス方法は電車とシャトルバス
- 新高輪グランドプリンスホテルの朝食は評判の良いブッフェスタイル
- 新高輪グランドプリンスホテルのお風呂はクラブフロア利用者向けサービス
新高輪グランドプリンスホテルは2026年度に営業終了予定
新高輪グランドプリンスホテルが2026年度中に営業を終了することが正式に発表されました。 西武ホールディングスが2025年7月に公表した投資家向け広報(IR)資料で明らかになったこの情報は、多くのホテル利用者にとって衝撃的なニュースとなっています。
営業終了の理由は、品川駅西口地区再開発プロジェクトの一環です。西武不動産が京浜急行電鉄や東急不動産などと共同で進めているこの大規模再開発において、新高輪グランドプリンスホテルが建つB-1-2地区の再開発が決定したためです。
📊 営業終了から再開発までのスケジュール
時期 | 予定内容 |
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2026年度中 | 新高輪グランドプリンスホテル営業終了 |
営業終了後 | 解体工事着手 |
2028年度 | 新施設着工予定 |
2032年度 | 新施設竣工予定 |
新しく建設される施設は、地下4階地上31階建て延べ26万8000㎡という巨大な複合施設です。事務所、商業施設、ホテル、住宅、MICE(国際的な会議や展示会など)機能を併せ持つ現代的な建物になる予定です。
重要なポイントとして、同じ高輪エリアにあるグランドプリンスホテル高輪とザ・プリンス さくらタワー東京は営業を継続します。 新高輪のみが営業終了となるため、プリンスホテルグループとしての高輪エリアでのサービスは継続されることになります。
現在のホテルは1982年4月に「新高輪プリンスホテル」として開業し、40年以上の歴史を持っています。建築家の村野藤吾氏が設計を手がけたことでも知られており、建築的価値も高い建物です。営業終了まで残り約1年半となった今、最後の機会を逃さないよう利用を検討する人も増えているようです。
グランドプリンス高輪と新高輪の違いは立地と施設
グランドプリンスホテル高輪と新高輪は、同じ高輪エリアにありながら異なる特徴を持つ別々のホテルです。 多くの人が混同しがちですが、それぞれ独立した施設として運営されており、立地や提供サービスに明確な違いがあります。
まず立地面での違いを見てみましょう。両ホテルは約20,000㎡の広大な日本庭園を挟んで位置しており、庭園の散策路で結ばれています。品川駅からのアクセスでは、グランドプリンスホテル高輪の方がやや近く、新高輪は柘榴坂を上った先にあります。
🏨 両ホテルの基本仕様比較
項目 | グランドプリンスホテル高輪 | グランドプリンスホテル新高輪 |
---|---|---|
開業年 | 1971年 | 1982年 |
客室数 | 約438室 | 908室 |
特徴 | クラシックなホテル | 全室バルコニー付き |
設計者 | – | 村野藤吾氏 |
営業状況 | 継続 | 2026年度営業終了 |
施設面での最大の違いは、新高輪の全室バルコニー付きという特徴です。 これは都心のホテルとしては非常に珍しく、アーバンリゾート感を演出する重要な要素となっています。爽やかな風が吹き込むバルコニーから高輪の緑を眺めることができ、都市ホテルでありながら自然と一体になるような感覚を味わえます。
一方、グランドプリンスホテル高輪は、より伝統的なホテルスタイルを維持しており、クラシックな雰囲気を好む宿泊客に支持されています。両ホテルともクラブフロアサービスを提供していますが、ラウンジの雰囲気や提供されるサービス内容にもそれぞれの個性が反映されています。
レストランや宴会施設についても違いがあります。新高輪には大宴会場「飛天」があり、プロ野球ドラフト会議やサッカー日本代表の発表会見など、大規模なイベントの開催場所として使用されてきました。一方、高輪は比較的小規模から中規模の会合やパーティーに適した施設が充実しています。
どちらのホテルを選ぶかは、宿泊の目的や好みによって決まります。モダンで開放感のある宿泊を求めるなら新高輪、伝統的で落ち着いた雰囲気を求めるなら高輪がおすすめといえるでしょう。ただし、新高輪は営業終了が決まっているため、その独特の雰囲気を体験したい方は早めの予約が必要です。
新高輪グランドプリンスホテルの最寄り駅は品川駅
新高輪グランドプリンスホテルの最寄り駅は、JR品川駅と都営浅草線高輪台駅の2つです。 しかし、一般的には品川駅からのアクセスが最も便利で多く利用されています。品川駅高輪口から徒歩約5分という立地は、東京都心のホテルとしては非常に恵まれたアクセス環境といえます。
品川駅は、JR東海道本線、JR山手線、JR京浜東北線、東海道新幹線、京浜急行線が乗り入れる巨大ターミナル駅です。このため、国内各地からのアクセスが非常に良好で、特に新幹線利用者にとっては最適な立地となっています。
🚉 主要駅からのアクセス時間
出発駅 | 路線 | 所要時間 | 備考 |
---|---|---|---|
東京駅 | JR東海道本線 | 約9分 | 新幹線利用の場合 |
新宿駅 | JR山手線 | 約20分 | 乗り換えなし |
渋谷駅 | JR山手線 | 約11分 | 乗り換えなし |
羽田空港 | 京浜急行線 | 最速14分 | 空港利用者に便利 |
一方、都営浅草線高輪台駅からは徒歩約3分とさらに近距離にあります。高輪台駅はA1出口を利用すると最も便利で、地下鉄利用者や都心各地からのアクセスに適しています。押上駅、浅草駅、新橋駅などからの直通アクセスが可能なため、東京東部や成田空港方面からの利用者には特に便利です。
羽田空港からのアクセスが特に優秀という点も見逃せません。羽田空港国内線ターミナル駅から京急線を利用すれば、品川駅まで最速14分でアクセス可能です。国際線利用の場合でも、空港内での移動時間を含めても30分程度で到着できるため、出張や旅行の拠点として非常に使いやすい立地です。
周辺には高輪ゲートウェイ駅もありますが、こちらは2020年に開業した新しい駅で、まだ開発途中のエリアです。現時点では品川駅や高輪台駅の方が利便性が高いといえるでしょう。
また、車でのアクセスも良好です。首都高速2号線目黒インターチェンジから約10分、五反田インターチェンジから約8分の立地で、都内各地からの車でのアクセスも便利です。駐車場も1,000台という大規模な収容能力があるため、車での来館も心配ありません。
新高輪グランドプリンスホテルのアクセス方法は電車とシャトルバス
新高輪グランドプリンスホテルへのアクセス方法は、電車利用が最も便利で確実です。 しかし、荷物が多い場合や品川駅での乗り換えを避けたい場合には、無料シャトルバスの利用も選択肢の一つとなります。ここでは、各アクセス方法の詳細とメリット・デメリットを解説します。
まず、最も基本的な電車でのアクセス方法から見ていきましょう。品川駅を利用する場合、高輪口から出て柘榴坂を上る約5分の徒歩ルートが標準的です。この坂道はやや急ですが、途中で高輪の街並みを楽しみながら歩くことができます。
🚌 シャトルバス運行情報
項目 | 詳細 |
---|---|
運行時間 | 8:00~21:20 |
運行間隔 | 約20分間隔 |
発着場所 | 品川プリンスホテル(メインタワー前) |
料金 | 無料 |
所要時間 | 約10分 |
無料シャトルバスは品川プリンスホテルを起点として高輪エリアのプリンスホテルを循環運行しています。 2023年4月1日以降、発着場所が品川駅から品川プリンスホテル メインタワーに変更されているため、利用時は注意が必要です。品川駅からメインタワーまでは徒歩約2分の距離にあります。
シャトルバスの最大のメリットは、重い荷物を持った状態でも楽にホテルまでアクセスできることです。また、雨天時や暑い夏の日、寒い冬の日には特に重宝します。ただし、運行間隔が約20分と長めなので、到着時間によっては待ち時間が発生する可能性があります。
交通規制や道路状況により運行時間・本数およびルートが変更になる場合があるため、重要な予定がある場合は電車でのアクセスの方が確実といえるでしょう。
🗺️ 各アクセス方法の特徴比較
アクセス方法 | メリット | デメリット | おすすめの人 |
---|---|---|---|
品川駅徒歩 | 確実、早い | 坂道、荷物が重いと大変 | 身軽な旅行者 |
高輪台駅徒歩 | 最短距離 | 地下鉄のみ利用者限定 | 都営浅草線利用者 |
シャトルバス | 荷物が楽、天候に左右されない | 待ち時間の可能性 | 荷物が多い人 |
タクシー | ドアtoドア、確実 | 費用がかかる | ビジネス利用 |
空港からの直接アクセスも良好で、羽田空港からは京急線利用で品川駅まで最速14分、成田空港からはリムジンバスで約100〜110分(品川プリンスホテル経由)という選択肢もあります。成田空港からのリムジンバスは予約制となっているため、事前の手配が必要です。
車でのアクセスを選択する場合は、首都高速の各インターチェンジからの所要時間も参考になります。目黒インターチェンジから約10分、五反田インターチェンジから約8分など、都内各地からのアクセスが良好な立地となっています。駐車場料金は宿泊者の場合1泊1,500円(24時間・1台)と比較的リーズナブルです。
新高輪グランドプリンスホテルの朝食は評判の良いブッフェスタイル
新高輪グランドプリンスホテルの朝食は、「ブッフェ&カフェ スロープサイドダイナーザクロ」で提供されるブッフェスタイルが中心です。 この朝食は宿泊者から高い評価を受けており、特にライブキッチンから提供される出来立ての料理が人気を集めています。
朝食会場となる「スロープサイドダイナーザクロ」は、ホテルの地下1階、柘榴坂に面した開放感のある空間です。”コンテンポラリージャパニーズ”をテーマにした店内では、和洋の食文化の融合を体現した多彩な料理を楽しむことができます。
🍳 朝食ブッフェの特徴的なメニュー
カテゴリー | 主な内容 |
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ライブキッチン | シェフが目の前で調理する卵料理、グリル料理 |
和食コーナー | イクラ、焼き魚、伝統のオリジナルカレー |
サラダ・フルーツバー | 新鮮野菜とフルーツの充実したラインナップ |
パン・ドリンク | 各種パンとコーヒー、紅茶、日本茶 |
テラス席 | 開放的なテラス席での食事も可能 |
ライブキッチンでの調理パフォーマンスが朝食の大きな魅力となっています。シェフが目の前で卵料理を調理する様子を見ながら、作りたてのオムレツやスクランブルエッグを味わうことができます。このライブ感ある演出は、単なる食事以上の体験価値を提供しています。
また、和食コーナーではイクラや焼き魚などの本格的な和朝食メニューが充実しており、海外からの宿泊客にも人気です。特に注目すべきは「伝統のオリジナルカレー」で、これはホテル独自のレシピで作られた朝食用カレーとして、リピーターの間で評判となっています。
営業時間は6:30~10:00で、比較的早い時間から利用可能です。これは出張などでチェックアウト時間が早い宿泊客にとって便利な設定となっています。料金は宿泊プランに含まれている場合が多いですが、単体での利用も可能で、大人4,500円からとなっています。
開放的なテラス席での朝食も人気の要素の一つです。天候の良い日には、緑豊かな環境を眺めながらの朝食が楽しめ、都心にいながらリゾート感を味わうことができます。これは全室バルコニー付きという新高輪の特徴と相まって、アーバンリゾートとしてのホテルの魅力を高めています。
また、「和食 清水」でも朝食営業を行っており(7:00~10:00)、より本格的な和朝食を希望する宿泊客にはこちらの選択肢もあります。ただし、水曜日は定休日となっているため、利用を検討する際は営業日の確認が必要です。
クチコミサイトでも朝食に関する評価は高く、「朝食」項目で4.3という高評価を獲得しています。多くの宿泊客が料理の質、種類の豊富さ、サービスの質に満足しており、ホテル選びの決め手の一つとなっているようです。
新高輪グランドプリンスホテルのお風呂はクラブフロア利用者向けサービス
新高輪グランドプリンスホテル自体には大浴場は設置されていませんが、クラブフロア宿泊者は隣接するザ・プリンス さくらタワー東京の「サウナ&ブロアバス」を無料で利用できます。 これは高輪エリアのプリンスホテル群の特徴的なサービスの一つで、ホテル間の連携による付加価値の提供となっています。
まず、各客室のバスルームについて説明します。新高輪の客室は全室にバスタブ付きのバスルームが設置されており、特にクラブフロアの上級客室では広々としたバスルームが魅力となっています。クラブスイートレベルの客室では、白と黒を基調としたモダンなバスルームデザインが採用されています。
🛁 入浴関連施設・サービス一覧
施設名 | 場所 | 利用対象 | 特徴 |
---|---|---|---|
客室バスルーム | 各客室内 | 全宿泊者 | 全室バスタブ付き |
サウナ&ブロアバス | さくらタワー東京B1 | クラブフロア宿泊者 | ドライ&ミストサウナ、ブロアバス |
プール | 新高輪敷地内 | 有料利用 | 夏季限定、宿泊者割引あり |
ザ・プリンス さくらタワー東京の「サウナ&ブロアバス」は、クラブフロア宿泊者にとって大きな魅力となっています。この施設にはドライサウナとミストサウナの2種類のサウナに加え、ブロアバス(ジェットバス)が設置されており、本格的なリラクゼーション体験が可能です。
利用時間は24時間となっており、早朝や深夜の利用も可能です。出張などで遅い時間にチェックインした場合でも、ゆっくりとサウナやブロアバスでリフレッシュできるのは大きなメリットといえるでしょう。
また、夏季限定(7月18日~8月31日)ではありますが、屋外プール「ダイヤモンドプール」と「スカイプール」も利用可能です。これらのプールは有料サービスですが、宿泊者には割引料金が適用されます。
📋 プール利用料金(宿泊者向け)
期間 | 大人料金 | 子供料金(12歳以下) |
---|---|---|
平日 | 6,000円 | 無料 |
土休日・お盆 | 8,000円 | 無料 |
12歳以下の子供は宿泊者の場合無料という点が特に家族連れには嬉しいサービスとなっています。都心のホテルで本格的な屋外プールを楽しめる機会は限られているため、夏季の宿泊では大きな付加価値となります。
入浴関連のアメニティも充実しており、シャンプー・リンス、ボディソープ、バスタオル、ドライヤー、入浴剤などが標準で提供されています。また、希望者にはメイク落とし、化粧水、乳液なども提供されるため、女性宿泊者にとっても便利です。
クラブフロア以外の宿泊者でも、客室のバスルームは十分な広さと設備を備えており、快適な入浴時間を過ごすことができます。特に全室バルコニー付きという特徴により、バスルームからも開放感を感じられる設計となっているのが新高輪の特徴です。
新高輪グランドプリンスホテルの楽しみ方と詳細情報
- 新高輪グランドプリンスホテルの楽しみ方は多彩な施設とイベント
- 新高輪グランドプリンスホテルの飛天の間は大型イベント会場
- 新高輪グランドプリンスホテルのシャトルバス運行情報
- 新高輪グランドプリンスホテルの客室は全室バルコニー付き
- 新高輪グランドプリンスホテルのレストランは和洋中の充実した選択肢
- 新高輪グランドプリンスホテルのペット同伴サービスは都心では貴重
- まとめ:新高輪グランドプリンスホテルの魅力と今後
新高輪グランドプリンスホテルの楽しみ方は多彩な施設とイベント
新高輪グランドプリンスホテルの楽しみ方は、単なる宿泊を超えた多彩な体験にあります。 ホテルが「心躍る夢体験が叶う優雅なステージ」をコンセプトに掲げているように、様々な施設とイベントが組み合わさって、特別な時間を演出しています。
まず注目すべきは、約20,000㎡におよぶ日本庭園の存在です。都心とは思えない美しい自然に包まれた庭園では、四季折々の表情を楽しむことができます。春には17種類約210本もの桜が競って咲き誇り、「高輪 桜まつり」が開催されます。秋には紅葉が美しく、冬には雪化粧した庭園の風景が楽しめます。
🌟 季節ごとの主要イベント・楽しみ方
季節 | イベント・体験 | 特徴 |
---|---|---|
春 | 高輪 桜まつり | 17種類約210本の桜、竹あかり |
夏 | プールホッピング | ダイヤモンドプール・スカイプール |
秋 | Poolside Moon Yoga | 月光ヨガ体験 |
冬 | 氷と光の祭典 | 氷彫刻とヒンメリのコラボ |
通年 | 高輪廿六夜 | 竹あかりによる月待ち体験 |
「高輪廿六夜(たかなわにじゅうろくや)」は通年楽しめる特別な体験です。江戸時代の「二十六夜待ち」という月待ち文化を現代版にアレンジしたもので、400個以上もの竹あかりに包まれた別世界の中で月を見上げる神秘的な体験ができます。これは江戸時代に高輪で実際に行われていた風習を再現したもので、歴史と現代の融合を感じられる貴重な機会です。
夏季限定の「プールホッピング」も大きな魅力の一つです。コンセプトの異なる「ダイヤモンドプール」と「スカイプール」の両方を自由に行き来できるこのサービスは、高輪エリアならではの特別な体験となっています。ダイヤモンドプールは日本庭園内に位置し、自然に囲まれた環境でリゾート気分を味わえます。
2025年は昭和100年にあたることから、特別な記念企画も実施されています。 「時代を超えて華やぎを纏う、昭和100年記念企画」では、昭和のロマンを現代に蘇らせる特別な体験が用意されており、時空を旅するような感覚を味わうことができます。
館内の施設も充実しており、クラブフロア宿泊者専用の「クラブラウンジ」では、5つの個性豊かなエリアでラウンジホッピングを楽しむことができます。時間帯に合わせて異なる軽食とドリンクが提供され、一日を通じて様々な雰囲気を味わえます。
🎨 館内アート・建築の見どころ
スポット | 設計・作庭者 | 特徴 |
---|---|---|
ホテル本館 | 村野藤吾氏 | 昭和の名建築家による設計 |
日本庭園 | 楠岡悌二氏 | 皇居新宮殿なども手がけた作庭 |
茶寮 惠庵 | 村野藤吾氏 | 最晩年の作品 |
観音堂 | – | 奈良県から移築された史跡 |
ペット同伴での楽しみ方も用意されています。 専用の「ドッグフレンドリールーム」での宿泊に加え、屋内ドッグランやドッグクローク、ペットサロンなども完備されており、愛犬と一緒に特別な時間を過ごすことができます。都心のハイクラスホテルでこれほど充実したペット向けサービスを提供している施設は珍しく、ペット愛好家にとっては貴重な存在となっています。
また、レストランでの食事体験も楽しみの一つです。和洋中の多彩なレストランが揃っており、それぞれが独自の雰囲気とメニューを提供しています。特にアフタヌーンティーは季節ごとに内容が変わり、何度訪れても新しい発見があります。
新高輪グランドプリンスホテルの飛天の間は大型イベント会場
新高輪グランドプリンスホテルの「飛天の間」は、2013㎡という広大な面積を誇る大宴会場です。 この会場は単なるホテルの宴会場を超えた存在感を持ち、プロ野球ドラフト会議やサッカー日本代表の発表会見など、全国に中継される重要なイベントの開催場所として長年利用されてきました。
飛天の間の最大の特徴は、その圧倒的な収容能力と設備の充実度にあります。一般的なホテルの宴会場とは比較にならない規模で、大型の展示会、国際会議、企業の株主総会、大規模なパーティーなど、様々な用途に対応できる多目的ホールとなっています。
📊 飛天の間の基本仕様
項目 | 詳細 |
---|---|
面積 | 2,013㎡ |
天井高 | 約7m |
最大収容人数 | 立食時約2,000名、着席時約1,200名 |
設備 | 最新の音響・照明・映像システム |
特徴 | 柱のない無柱空間 |
柱のない無柱空間という設計が、大型イベントでの視認性を確保している重要なポイントです。どの位置からでもステージや中央部分を見渡すことができ、参加者全員が平等にイベントを楽しむことができます。これは2,000名規模のイベントでは非常に重要な要素となります。
音響・照明・映像システムも最新の技術が導入されており、テレビ中継やライブ配信にも対応可能な設備が整っています。プロ野球ドラフト会議のような全国中継される重要なイベントでも、技術的な問題なくスムーズに進行できる環境が整備されています。
🎭 過去の主要開催イベント例
イベント種類 | 具体例 | 開催頻度 |
---|---|---|
スポーツ関連 | プロ野球ドラフト会議、サッカー日本代表発表 | 年数回 |
企業イベント | 株主総会、製品発表会 | 年間多数 |
芸能イベント | ディナーショー、コンサート | 不定期 |
国際会議 | 学会、業界団体会議 | 年間多数 |
2025年には山崎育三郎氏のプレミアムディナーショーも開催予定となっており、エンターテイメント分野でも重要な役割を果たしています。華麗で壮大な空間での音楽と美食の融合は、ここでしか味わえない特別な体験となるでしょう。
飛天の間を含む宴会施設は、営業終了後の解体により失われることになります。40年以上にわたって日本の重要なイベントの舞台となってきたこの会場が姿を消すことは、多くの関係者にとって感慨深いものがあるでしょう。
また、飛天の間以外にも、ホテルには62の宴会場が用意されており、少人数から大規模イベントまで対応可能な機能的な設備が整っています。これらの施設群により、新高輪は単なる宿泊施設を超えた総合的なMICE施設としての役割を果たしてきました。
国際館パミールなどの関連施設と組み合わせることで、さらに大規模なイベントにも対応可能となっています。複数の会場を同時に使用することで、展示会場とセミナー会場の併用、レセプション会場とメイン会場の使い分けなど、柔軟なイベント運営が可能です。
現在は2026年度の営業終了に向けて、最後のイベント受付が行われている状況と推測されます。歴史的価値のある会場での最後のイベント開催を希望する企業や団体も多いと考えられるため、利用を検討している場合は早めの問い合わせが必要でしょう。
新高輪グランドプリンスホテルのシャトルバス運行情報
新高輪グランドプリンスホテルの無料シャトルバスは、品川プリンスホテルを起点として高輪エリアのプリンスホテル群を循環運行する便利なサービスです。 2023年4月1日から発着場所が変更されており、最新の運行情報を把握しておくことが重要です。
現在のシャトルバスは、品川駅ではなく品川プリンスホテル メインタワー前を発着場所としています。品川駅から品川プリンスホテル メインタワーまでは徒歩約2分の距離にあり、品川駅高輪口から出てすぐの場所に位置しています。
🚌 シャトルバス詳細運行情報
項目 | 詳細 |
---|---|
運行時間 | 8:00~21:20 |
運行間隔 | 約20分間隔 |
発着場所 | 品川プリンスホテル メインタワー前 |
料金 | 無料 |
運行ルート | 高輪エリアプリンスホテル循環 |
所要時間 | 新高輪まで約10分 |
運行ルートは高輪エリアのプリンスホテル群を効率的に結ぶ循環ルートとなっています。具体的には、品川プリンスホテル → グランドプリンスホテル高輪 → グランドプリンスホテル新高輪 → ザ・プリンス さくらタワー東京 → 品川プリンスホテルという順序で運行されています。
このシャトルバスサービスの最大のメリットは、重い荷物を持った状態でも楽にホテル間を移動できることです。特に以下のような場面で重宝します:
✅ シャトルバス利用がおすすめの場面
- 大きなスーツケースや重い荷物がある場合
- 雨天や悪天候の日
- 真夏の暑い日や真冬の寒い日
- 高齢者や歩行に不安がある方の移動
- 複数のホテルを見学したい場合
ただし、運行間隔が約20分と長めなので、時間に余裕を持った利用計画が必要です。特に重要な予定がある場合や、チェックイン・チェックアウトの時間が決まっている場合は、余裕を持ったスケジュールを組むことをお勧めします。
また、交通規制や道路状況により運行時間・本数およびルートが変更になる場合があります。東京都内では道路工事や大型イベントによる交通規制が頻繁に発生するため、運行に影響が出る可能性があります。
🚦 運行に影響する可能性のある要因
要因 | 影響度 | 対策 |
---|---|---|
道路工事 | 中 | 迂回ルートでの運行 |
大型イベント | 高 | 運行中止・時間変更の可能性 |
悪天候 | 中 | 遅延の可能性 |
交通渋滞 | 低〜中 | 若干の遅延 |
急いでいる場合や確実性を重視する場合は、徒歩でのアクセスの方が安全といえるでしょう。品川駅から新高輪までの徒歩約5分という距離は、慣れてしまえばそれほど負担にならない距離です。
シャトルバスの車両は、プリンスホテルグループの専用車両が使用されており、清潔で快適な移動環境が提供されています。車内では高輪エリアの案内や観光情報なども提供される場合があり、初回利用者にとっては有益な情報収集の機会にもなります。
営業終了が決まっている新高輪への最後の機会として、シャトルバスでのアクセスも思い出の一部となるかもしれません。ただし、営業終了に伴いシャトルバスの運行ルートも変更される可能性があるため、利用前には最新の運行情報を確認することが大切です。
新高輪グランドプリンスホテルの客室は全室バルコニー付き
新高輪グランドプリンスホテルの最大の特徴は、全908室すべてがバルコニー付きという点です。 これは都心のホテルとしては非常に珍しく、アーバンリゾート感を演出する重要な要素となっています。バルコニーから眺める高輪の緑は、都市ホテルでありながら自然と一体になるような感覚を宿泊客に提供しています。
客室は大きく分けて「クラブフロア」(15階・16階)と「スーペリアフロア」(2階~14階)の2つのカテゴリーに分類されています。それぞれ異なるコンセプトとサービスレベルで設計されており、宿泊目的や予算に応じて選択できるようになっています。
🏨 客室カテゴリー別基本情報
カテゴリー | フロア | 客室数 | 特徴 | 主な客室タイプ |
---|---|---|---|---|
クラブフロア | 15-16階 | 約60室 | 最上級サービス | スイート、ジュニアスイート |
スーペリアフロア | 2-14階 | 約848室 | 機能性重視 | ツイン、キング、トリプル |
クラブフロアの最上位である「エグゼクティブクラブスイートキング」は約120平米という驚異的な広さを誇ります。16階に位置するこの部屋は、V.I.P.ルームとして設計されており、スイートルームならではのラグジュアリーな空間を提供しています。
クラブフロアの中でも人気が高いのは「クラブジュニアスイートキング/ツイン」です。約60平米のワンルームタイプで、部屋の中央にあるキャビネットがリビング空間とベッドルームの間仕切りの役割を果たしています。バスルームは白と黒を基調としたモダンな造りで、都会的でスタイリッシュな雰囲気を演出しています。
🛏️ 人気客室タイプの詳細
客室タイプ | 広さ | 特徴 | 宿泊人数 |
---|---|---|---|
エグゼクティブクラブスイートキング | 約120㎡ | V.I.P.ルーム | 2名 |
クラブスイート | 67㎡ | リビング・ベッドルーム独立 | 2名 |
クラブジュニアスイート | 約60㎡ | ワンルームタイプスイート | 2名 |
スーペリアモダンコーナー | 約38㎡ | ゆったりした標準客室 | 2名 |
スーペリアフロアでは「プレシャスルーム」が特に注目される客室です。11階に10室限定で設置されたこの女性専用客室は、レースカーテン付きのベッド(一部客室は天蓋付き)や窓辺の特注テーブル・チェアなど、女性の好みに配慮した設計となっています。バスピローやバスローブ、女性用化粧品なども完備されており、女子会ステイにも人気があります。
家族連れに人気なのは「スーペリアナチュラル フォース」です。2階から6階に位置するこの客室は4名まで宿泊可能で、約29平米の空間に自然をコンセプトとしたシンプルで快適な設計が施されています。木目調のやさしいインテリアが特徴的で、子供連れの家族にも好評です。
全室共通の設備・アメニティも充実しており、以下のような標準設備が提供されています:
✅ 全室標準設備・アメニティ
- バルコニー(全室)
- バストイレ・シャワー
- 冷暖房・テレビ・冷蔵庫
- 無線LAN・有線LAN(無料)
- シャンプー・リンス・ボディソープ
- バスタオル・ハンドタオル・ドライヤー
- 歯ブラシ・髭剃り・ナイトウェア
- スリッパ・綿棒・入浴剤
バルコニーの存在が客室の価値を大きく高めていることは間違いありません。朝の新鮮な空気を吸いながらコーヒーを飲んだり、夜景を眺めながらリラックスしたりと、都心のホテルでは味わえない開放感を楽しむことができます。
客室からの景色も魅力の一つで、高層階からは東京タワーや東京湾、お台場方面の夜景を楽しむことができます。特に「東京タワービュー確約」プランなども用意されており、記念日や特別な日の宿泊には最適です。
営業終了が決まっているため、この全室バルコニー付きという特別な客室体験ができるのも残り約1年半となっています。都心でこれほど開放感のある客室を提供するホテルは他にほとんどないため、最後の機会を逃さないよう計画的な予約が推奨されます。
新高輪グランドプリンスホテルのレストランは和洋中の充実した選択肢
新高輪グランドプリンスホテルには、和食、洋食、中国料理、カフェ・バーまで幅広いジャンルのレストランが揃っており、多様な食の体験を提供しています。 それぞれのレストランが独自のコンセプトと雰囲気を持ち、宿泊客だけでなく外来客にも愛用されています。
まず、最も注目すべきは「ブッフェ&カフェ スロープサイドダイナーザクロ」です。ホテルの地下1階、柘榴坂に面したこのレストランは、”コンテンポラリージャパニーズ”をテーマに、和洋の食文化の融合を体現した料理を提供しています。特にライブキッチンでの調理パフォーマンスは人気が高く、目の前で作られる料理を楽しむことができます。
🍽️ 主要レストラン一覧
レストラン名 | ジャンル | 場所 | 特徴 | 営業時間 |
---|---|---|---|---|
スロープサイドダイナーザクロ | ブッフェ | B1 | ライブキッチン | 朝6:30-夜21:30 |
和食 清水 | 日本料理 | 1F | 懐石・寿司・焼き鳥 | 朝7:00-夜21:30 |
中国料理 古稀殿 | 中華料理 | – | 1977年開業の老舗 | 昼11:30-夜21:30 |
Lounge Momiji | カフェ・ラウンジ | – | アフタヌーンティー | 10:00-18:00 |
メインバー あさま | バー | – | 世界の銘酒 | 17:00-23:00 |
「和食 清水」は素材を活かした現代的な懐石料理が自慢のレストランです。山の幸、海の幸を使い、季節感豊かな懐石料理で四季を表現しています。テーブル席や座敷に加え、寿司カウンター席、焼き鳥カウンター席も用意されており、メニューや用途に合わせて様々な席が選択できます。水曜日が定休日となっているため、利用を検討する際は営業日の確認が必要です。
「中国料理 古稀殿」は1977年開業という長い歴史を持つ老舗レストランです。著名人にもファンが多く、伊勢海老は注文を受けてから厨房の生簀から水揚げするなど、食材の鮮度にこだわった料理を提供しています。初代から受け継がれてきた料理長こだわりの麻婆豆腐や、点心専門の職人が手がける本格的な点心も人気メニューです。
🍰 アフタヌーンティー・特別メニュー
期間 | メニュー名 | 特徴 | 料金 |
---|---|---|---|
7/11-9/11 | Summer Fruits Afternoon Tea | マスクメロン・桃・マンゴー使用 | 要確認 |
6/6-12/18 | 昭和100年記念メニュー | 昭和をテーマにした特別メニュー | 要確認 |
通年 | 季節替わりアフタヌーンティー | 季節に応じた内容 | 5,800円~ |
**「Lounge Momiji」は日本紅茶協会認定の『美味しい紅茶の店』**として認められており、サイフォンコーヒーなども楽しめる優雅なラウンジです。大きな窓から緑を眺められる開放感ある空間で、季節替わりのアフタヌーンティーが特に人気を集めています。週末にはピアノ演奏も楽しめ、特別な時間を演出しています。
「メインバー あさま」は、開業当初の趣を残す大人の隠れ家的な存在です。名匠 村野藤吾が創りあげた別世界へいざなう趣向を凝らした空間で、世界の銘酒やバーテンダーおすすめカクテルをゆっくりと楽しむことができます。当面の間、日曜・月曜は定休日となっています。
個室での食事も充実しており、用途に応じた多様なプランが用意されています。 パーティープラン、ビジネス個室プラン、法要プランなど、様々なシーンに対応可能です。特に中国料理 古稀殿では、家族の集まりや接待などに適した個室が複数用意されています。
また、現在は営業休止中ですが、「イン ルーム ダイニング」サービスも提供されていました。お部屋でゆったりとくつろぎながら多彩なメニューを楽しめるサービスで、宿泊客にとって便利なオプションでした。
🎯 レストラン選びのポイント
目的 | おすすめレストラン | 理由 |
---|---|---|
朝食 | スロープサイドダイナーザクロ | ライブキッチン、種類豊富 |
ビジネス会食 | 和食 清水(個室) | 落ち着いた雰囲気 |
記念日ディナー | 中国料理 古稀殿 | 老舗の格式、個室利用可 |
カジュアル | Lounge Momiji | アフタヌーンティー |
大人の時間 | メインバー あさま | 村野藤吾設計の空間 |
営業終了までの期間中は、これらのレストランでの最後の食事体験を求める人も多くなると予想されます。特に「メインバー あさま」のような村野藤吾氏設計による空間は、建築的価値も高く、失われてしまう前に体験しておきたい場所の一つといえるでしょう。
新高輪グランドプリンスホテルのペット同伴サービスは都心では貴重
新高輪グランドプリンスホテルでは、愛犬と一緒に宿泊できる「ドッグフレンドリールーム」を提供しており、都心のハイクラスホテルとしては非常に珍しいサービスです。 ペット同伴での宿泊が可能なだけでなく、関連施設やサービスも充実しており、ペット愛好家にとって貴重な存在となっています。
ペット同伴宿泊の対象は、生後4ヶ月以上で10kg未満の小型犬に限定されています。1室につき最大2頭まで宿泊可能で、3頭目以降は追加料金5,000円が必要となります。宿泊には事前の同意書提出とワクチン接種証明の提示が必要で、責任を持った飼い主のみが利用できるシステムになっています。
🐕 ペット同伴宿泊の基本条件
項目 | 詳細 |
---|---|
対象ペット | 生後4ヶ月以上、10kg未満の小型犬 |
頭数制限 | 1室最大2頭(3頭目以降追加料金5,000円) |
必要書類 | ペット同伴宿泊滞在同意書、ワクチン接種証明 |
客室タイプ | 専用の「ドッグフレンドリールーム」(2F) |
床仕様 | フローリングまたはカーペット選択可 |
「ドッグフレンドリールーム」は2階に位置し、ペット同伴を前提とした特別な設計が施されています。床は清掃しやすいフローリング仕様と、ペットがくつろぎやすいカーペット仕様から選択可能です。室内にはペット用の各種アメニティが完備されており、ゲージ、フードボウル、リードフックといった基本的な設備から、ペット用シーツ、エチケットシート、消臭スプレーまで、飼い主が「あったらいいな」と思うアイテムがひと通り揃っています。
ホテル内には「屋内ドッグラン&ラウンジ」も設置されており、ワンちゃんがのびのびと遊べる環境が整っています。天候に左右されずに愛犬を運動させることができ、他の宿泊客のワンちゃんとの交流も楽しめます。
🏥 ペット関連施設・サービス一覧
施設・サービス名 | 内容 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|---|
ドッグフレンドリールーム | 専用宿泊客室 | 宿泊プランによる | ペット用アメニティ完備 |
屋内ドッグラン | 運動・交流スペース | 無料(宿泊者) | 天候に左右されない |
ドッグクローク | ペット預かりサービス | 有料・要予約 | 食事時などに利用可 |
ペットサロン | グルーミング・トリミング | 有料・要予約 | 専門スタッフ対応 |
エチケットケア | 特別ケアサービス | 有料・要予約 | オプションサービス |
「ドッグクローク」は特に便利なサービスで、レストランでの食事やジムの利用時、近くへの外出時などに愛犬を安心して預けることができます。有料サービスとなりますが、事前予約制で専門スタッフが対応するため、ペットの安全と快適性が確保されています。
館内併設の「ペットサロン」では、プロのトリマーによるグルーミングやトリミングサービスを受けることができます。宿泊中に愛犬の美容ケアを行うことで、特別な思い出作りにもなります。「エチケットケアサービス」というオプションサービスも用意されており、より細やかなケアにも対応しています。
宿泊時にフロントでもらえるお散歩マップは、愛犬との散歩を楽しむための貴重な情報源です。高輪エリアには日本庭園をはじめとした緑豊かなスポットが多数あり、都心でありながら自然を感じられる散歩コースが紹介されています。爽やかな朝のお散歩は、愛犬との特別な時間となるでしょう。
利用にあたっては、いくつかの注意事項があります。館内ではキャリーに入れての移動が基本となり、ペット同伴での館内レストラン利用は制限されています。また、他の宿泊客への配慮として、夜間の騒音など基本的なマナーの遵守が求められます。
🎫 予約・利用時の注意点
項目 | 注意事項 |
---|---|
予約方法 | 電話またはサイトから事前予約必須 |
必要情報 | 宿泊人数、犬種、頭数の事前申告 |
館内移動 | キャリー使用必須 |
レストラン | ペット同伴での館内レストラン利用不可 |
書類準備 | ペット同伴宿泊滞在同意書、ワクチン証明書 |
都心のハイクラスホテルでこれほど充実したペット向けサービスを提供している施設は非常に限られています。営業終了が決まっている今、愛犬との特別な思い出作りの場として、最後の機会を逃さないよう早めの予約が推奨されます。
まとめ:新高輪グランドプリンスホテルの魅力と今後
最後に記事のポイントをまとめます。
- 新高輪グランドプリンスホテルは2026年度中に営業終了が決定している
- 営業終了の理由は品川駅西口地区再開発プロジェクトの一環である
- グランドプリンス高輪とは別のホテルで、新高輪のみが営業終了となる
- 全908室すべてがバルコニー付きという都心では珍しい特徴を持つ
- 品川駅から徒歩約5分、高輪台駅から徒歩約3分の好立地にある
- 無料シャトルバスは品川プリンスホテルを起点に20分間隔で運行している
- 建築家 村野藤吾氏が設計した歴史的価値のある建物である
- 約20,000㎡の日本庭園を有し四季折々の自然を楽しめる
- 大宴会場「飛天」はプロ野球ドラフト会議などの開催場所として有名である
- 朝食はライブキッチンを備えたブッフェスタイルで高評価を得ている
- クラブフロア宿泊者は隣接ホテルのサウナ&ブロアバスを無料利用可能である
- 夏季限定でダイヤモンドプールとスカイプールの2つのプールを楽しめる
- 和洋中の多彩なレストランが揃い様々な食の体験ができる
- ペット同伴宿泊が可能で都心では貴重なサービスを提供している
- 高輪廿六夜などの特別なイベントや体験プログラムが充実している
- 昭和100年記念企画など期間限定の特別企画も実施されている
- 客室は2つのフロアに分かれクラブフロアとスーペリアフロアがある
- アクセスは電車利用が最も便利で羽田空港からも好アクセスである
- 駐車場は1,000台収容可能で宿泊者は1泊1,500円で利用できる
- 営業終了まで残り約1年半という限られた時間での利用となる
調査にあたり一部参考にさせて頂いたサイト
- https://www.princehotels.co.jp/shintakanawa/
- https://www.ikyu.com/00000644/
- https://www.princehotels.co.jp/shintakanawa/restaurant/
- https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/28470/28470.html
- https://www.princehotels.co.jp/shintakanawa/access/
- https://www.instagram.com/grandprincehotel_shintakanawa/
- https://www.kensetsunews.com/web-kan/1104906
- https://www.jalan.net/yad306800/
- https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1729B0X10C25A7000000/